古上織蛍の日々の泡沫(うたかた)

歴史考察(戦国時代・三国志・関ヶ原合戦・石田三成等)、書評や、        日々思いついたことをつれづれに書きます。

2015-01-22から1日間の記事一覧

村上春樹作品における「悪」について-第9章 「孤絶」について

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第8章 『アフターダーク』~過渡的な実験作 に戻る (ジョージ・オーウェル『1984年』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) 2014年11月3日の毎日新聞のインタビューで、村上春樹は「孤絶…

村上春樹作品における「悪」について-第8章 『アフターダーク』~過渡的な実験作

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第7章 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』とドストエフスキー『悪霊』~スタヴローキンはどこへ行った? に戻る (村上春樹『アフターダーク』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) …

村上春樹作品における「悪」について-第7章 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』とドストエフスキー『悪霊』~スタヴローギンはどこへ行った?

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第6章 『1Q84』の「悪」~リトル・ピープル に戻る (村上春樹『1Q84』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、ドストエフスキー『悪霊』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) …

村上春樹作品における「悪」について-第6章  『1Q84』の「悪」~リトル・ピープル

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第5章 『海辺のカフカ』の「悪」について に戻る (村上春樹『1Q84』、ジョージ・オーウェル『1984年』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) 『海辺のカフカ』と『1Q84』の2つの長…

村上春樹作品における「悪」について-第5章 『海辺のカフカ』の「悪」について

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第4章 アーレントにおける「悪」の概念とは~村上春樹作品における「悪」の概念の変遷について に戻る (追記(平成28年5月29日):多分、テレビ番組の影響かと思いますが、このエントリーにアクセスが集中して…

村上春樹作品における「悪」について-第4章 アーレントにおける「悪」の概念とは~村上春樹作品における「悪」の概念の変遷について

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第3章 『スプートニクの恋人』~「悪」は主要なテーマではない に戻る (村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』『アンダーグラウンド』『海辺のカフカ』『1Q84』、ドストエフスキー『悪霊』の言及があります。ご…

村上春樹作品における「悪」について-第3章  『スプートニクの恋人』~「悪」は主要なテーマではない

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第2章 ユング心理学における「悪=普遍的な影」と『ねじまき鳥クロニクル』について に戻る (村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』『スプートニクの恋人』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) 『…

村上春樹作品における「悪」について-第2章 ユング心理学における「悪=普遍的な影」と『ねじまき鳥クロニクル』について

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ 第1章 はじめに に戻る (村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』のネタバレを含む言及があります。ご注意願います。) 以前にも書きましたが『ねじまき鳥クロニクル』の世界観は、ユング心理学の影響を多大に受けて…

村上春樹作品における「悪」について-第1章 はじめに

☆総目次に戻る☆ ☆村上春樹 関連 目次に戻る☆ (村上春樹『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『スプートニクの恋人』『海辺のカフカ』『アフターダーク』『1Q84』『色彩を持たない多崎つくると、…