古上織蛍の日々の泡沫(うたかた)

歴史考察(戦国時代・三国志・関ヶ原合戦・石田三成等)、書評や、        日々思いついたことをつれづれに書きます。

関ヶ原への百日④~慶長五年九月

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戦国時代 考察等(考察・関ヶ原の合戦、大河ドラマ感想、石田三成、その他) 目次 

 

(このページは、関ヶ原への百日①~慶長五年九月 です。)

関ヶ原への百日①~慶長五年六月 

関ヶ原への百日②~慶長五年七月 

 関ヶ原への百日③~慶長五年八月

 

慶長5(1600)年9月

 

9月1日 徳川家康、江戸→神奈川(同日付福島正則宛家康書状『家康』)。(『居所集成』、p118)

9月2日 家康、藤沢在(同日付池田輝政宛家康書状『新修家康』)。(『居所集成』、p118)

9月2日 細川藤孝、田辺城を開城(『島津』)。(7月27日から籠城していた。)((『居所集成』、p198)

9月3日 家康、小田原在(同日付加藤貞泰宛家康書状『家康』)。(『居所集成』、p118)

9月3日 浅野長政、諏訪へ向けて甲府を発する。(13日付小河久介宛小河越中書状写「清光公済美録」)。(『居所集成』、p328)

9月5日 毛利輝元、大津城請け取りのため軍勢を派遣(『時慶』)。(『居所集成』、p233)

9月6日 家康、島田在(同日付福島正則宛家康書状写『家康』)。(『居所集成』、p118)

9月7日 家康、中泉在(同日付稲葉貞通宛家康書状写『家康』)(『居所集成』、p118)

9月7日・9日 近衛信尹西洞院時慶に徳川方と大坂方との扱いにつき申し談ず。(『居所集成』、p391)

9月8日 家康、白須賀在(同日付妻木頼忠宛家康書状写『家康』)(『居所集成』、p118~119)

9月9日 家康、岡崎在(同日付福島正則宛家康書状写『家康』)(『居所集成』、p119)

9月9日 西笑承兌、在京都、於近衛邸天下無事の談合(『時慶』)(『居所集成』、p409)

9月9日 北政所、暮、豊国社へ社参(『舜旧』)(『居所集成』、p430)

9月10日 家康、熱田在(同日付藤堂高虎宛家康書状『家康』)(『居所集成』、p119)

9月11日 家康、(一宮在)(十3日付藤堂高虎宛家康書状『家康』)、清洲在(同日片倉景綱伊達政宗書状写『政宗2』)。(『居所集成』、p119)

9月11日 孝蔵主(北政所の侍女頭)、西軍の大津城攻の調停使として饗場局とともに赴き、11日に帰京。(『居所集成』、p455)

9月13日 家康、岐阜在(同日付丹羽長重宛家康書状『家康』)。(『居所集成』、p119)

9月13日 長政、諏訪で徳川秀忠を待つ。(13日付小河久介宛小河越中書状写「清光公済美録」)。この間秀忠より上田の戦況を報せる書状を受け取っている(9月5日付長政宛徳川秀忠書状『浅野』)。その後秀忠と合流して上洛したものと考えられる。(『居所集成』、p328)

9月14日 家康、赤坂で先発の諸大名と合流したものと考えられる。(『居所集成』、p118)

9月14日 福島正則ら、大垣より関ヶ原に軍勢を進める。(『居所集成』、p335)

9月15日 家康、赤坂在(『言経』)。関ヶ原石田三成らの軍勢を破った。西軍敗北。(『居所集成』、p118、119)石田三成、敗北後、近江伊吹山中に逃走。(『居所集成』、p306)

9月15日 正則、決戦勝利後は山科に在陣(「福島太夫殿御事」)。(『居所集成』、p335)

9月15日 伊達政宗、在北目城、最上義光の嫡男義康が援軍要請のため北目城着(「よしあき御子そく修理殿(中略)山かたより(中略)此地まて御越候」『政宗2』)。(『居所集成』、p285)

9月15日 孝蔵主、また大津へ赴く。(『居所集成』、p455)

9月18日 『北野社家』18日条には「〇(ママ)元と内府とハ同心之由也」とある。(『居所集成』〔第二版〕、p237)

9月19日 毛利輝元福原広俊に書状を発して、ひとまずの無事を伝える(『閥閲録』「福原対馬家文書」)。(『居所集成』〔第二版〕、p237)

9月19日 細川幽斎丹波亀山城に入城。(『居所集成』〔第二版〕、p202)

9月22日 毛利輝元、「22日付で池田輝政らに対して大坂城に西丸を引き渡す旨をなどを記した誓紙を提出し(『毛利』)」た。(『居所集成』〔第二版〕、p238)

9月23日 「『北野社家』23日条に「大坂あつかいニ成申由来候也、内府様と輝元の事也」と家康との和議にふれる。」(『居所集成』〔第二版〕、p237)

9月25日 毛利輝元、「大坂城を退去し(『言経』)、摂津国木津の毛利邸に移った。そこで敗北の責任をとり、恭順をしめすため隠居。(『居所集成』〔第二版〕、p237)

 

 

 

 参考文献

藤井譲治編『豊織期主要人物居所集成』思文閣出版、2011年

白峰旬「在京公家・僧侶などの日記における関ヶ原の戦い関係等の記載について(その2) −時系列データベース化の試み(慶長5年3月~同年12月)−」、2016年

中野等『石田三成伝』吉川弘文館、2017年